旅とTシャツと自転車 (自転車で Road to 埼玉 - 沖縄 2010) 1 日目 (さいたま - 平塚)
埼玉から沖縄までの自転車の旅。
初日はさいたま市から小田原まで行く予定でした。
ただし、初日から大分予定が狂います。。。
というのも、前日はここまでの夏休み全てを費やしてバイトした子供向け特撮イベントの終了日、つまり大規模な打ち上げパーティーがあったのです。
30数連勤の疲れとアルコールの力により、もちろん翌日は爆睡。
気づけば出発予定時刻を大幅に過ぎておりました。
しかも、生来の性格か、出発直前にあれこれと持ち物や忘れ物について心配になり確認を始める始末。。。
結局、出発したのは午後も午後の14:00でした。
とにかく初日ということで行けるとこまで行こうと考えました。
さいたま市からひたすら西南に向かい、まずは調布市の方面へ走り出しました。
府中のあたりに着いたのが、15:30くらい。
このあたりまで第一の問題に気づく。
第一の問題
道が間違っていないか不安!
都内に近いところだと、わりかし道が入り組んでいたり、選択肢があったりするんですね。もちろんGoogle マップ先生により道のりはバッチリなんですが、そのたびにいちいちiPhone 開いて Google Map を確認しなければ不安で道が選べない。
知らない道は何より進むのが不安なんですよね〜。だって間違いに気づくのが 1 時間後とかだと、自転車の場合取り返すのが大変で大変で。。。精神的にも体力的にも。。。
多摩市を経由して、町田市へ。この辺りで16:00くらいになっていきます。
神奈川県に入ったのが 17:00
夏とはいえ 9 月ということでちょいと暗くなってきてますね。
そしてさらに道中進み神奈川県の座間市というところなんですが、ここで第二の問題が発生しました。
第二の問題はiPhoneの電源が持たない!つまり地図がない!
これはわりかし致命的な問題でした。というか、こんなに電池を消費するんですね、Google Map。
でも当時のiPhone 3GS はいまのものよりはるかに電池の消費激しかった気がするなぁ。いや〜、なんだかんだで技術の進歩はすごいなぁ(⌒▽⌒)
知らない土地で地図なしは致命的なため、ここで電気店に入り充電器を手に入れます。
「Emergency Battery」という単4電池三本で充電できる充電器を購入しました。
しかし、これ今から考えると充電スピードも遅かったし、たしか満タンになった記憶があまり無いです(笑)
しかしこの場面ではこれしか選択肢としてもなかったですね。
まずはGoogle Mapを復活させて前にすすめることが最優先でしたし。
そんな感じで初日はさらに西南へと進んでいきます。
で、19:00くらいに海老名市あたりに到着するんですが、この辺りで第三の問題が。
第三の問題は夜が暗いことです。
この辺りになると中心街を離れたところの街灯が非常に少なくなってきました。
もちろんライトは自転車についているのですが、とても道をはっきりと認識できるほどの香料はありません。
ここで縁石が見えず、15 分に 1回位のペースで転ぶようになります。
また、Google Map先生は容赦なく最短ルートのみを紹介してくれるため、狭く路地のような道を通ることも多くなります。するとさらに街灯などは少なくなります。
最終的には晩夏の暗がりの墓地の真横を通るはめになりましたとさ。
厚木市を通過し、なんとか平塚市に到着した時には 21:00 を回っておりました。
目的の小田原までは到着しませんでしたが、後 20km 程度だったため、翌日に取り返せると判断し、ここで 1 日目を終了することにしました。
なにより、夜に光が充分でない状態で走り続けることは大変危険だと感じたことが大きかったです。
平塚市で適当なネットカフェを探し、ここで一夜を明かしました。
1日目まとめ
1日目はこの旅で共通となる様々なルール・教訓を学んだ日となりました。
1. 地図は精神的な安心のためにも重要
2. スマホの地図は便利だが、電源対策を事前にするか、できるだけ節約して使用すること
3. 知らない街での夜間の走行は危険なため、極力避けること
今振り返ってみるとわりかし踏んだり蹴ったりで苦い初日だったと思う。
だけど全然心が折れる印象や怖くなった思い出がない。
やっぱり今よりも若い時の出来事なんだなぁ。
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