たのしい方向音痴

文系ITコンサルタントが忘備録的にいろんなことを書き残しておくためのブログです。

一般社団法人の登記手順・流れを最高に簡単にまとめ(①設立の準備)

タイトルの通り、この度一般社団法人を作りました。 理由は主催させていただいているノベルゲーム/アドベンチャーゲーム制作イベントをもっと大きな規模でやれないかなと思ったためです。 そのためには団体としてもうすこしちゃんとしてるんですよということをアピールしたかったわけです。会場借りたり、学校さんにご協力いただく際にとかにね。 これまでは「お前ら何者で何の目的でこんなことしているんだ」という、物語の序盤で正義の味方が暗躍する悪の組織に投げる問いかけのような質問をよくされていたので。

ただし、営利目的のイベントではないため、合同会社とかそういうものはちょっとそぐわないのではないかとも思ったわけ。 そこで非営利の一般社団法人を選択しました。

登記申請は完了し、晴れて法人ができたわけなのですが、それまで2ヶ月くらいかかった手続きが大変に大変でした。 当方、フルタイムで社畜として働いている身なので、準備の時間がなかなか確保できなかった。。。 特に証明書の取得や申請などで公共機関に行きたいんですが、平日の9:00~17:00ぐらいが窓口対応時間だったりするので。。。 いや、こっちも働いとるがな。ていうか、企業する人が増えないのってこのあたりで心が折れるっていうのもあるんじゃないかな?(ないか) まぁ、そのために法人設立の代行業みたいのもあるわけで、お金がある人はそっちを使うみたい。
ただし、自分は知らないこと知れるようになるだろうというのもあってすべて自力でやりきって見ました。

てなわけで設立記念に非営利の一般社団法人設立するまでの手順を自分基準で最高にコンパクトにまとめてみようと思います。
基本はこの投稿見るだけで最低限登記申請が完了できる内容を目指します。 「こういうことやる、こういうもの用意する、こういう場所にいく」だけを明確選んで書きたいと思います。

だのでこれから一般社団法人設立を考えている方はざっと読み飛ばして、詳細な部分が気になったら他の方の記事に行っていただければいいかと。
というのも、ある程度申請するまでの作業量にボリュームがあるため、全体像を掴んでから取り掛からないと時間がかかってしまいます(主に二度手間とか後戻りで)
特に法人は一人では作れないので、一緒に立ち上げてもらう人にも協力して貰わなきゃいけないんですよね。
ハンコとか証明書の取得、書類への記入とか。 そういう意味ではある程度先を見据えて準備をすることで設立時に協力者に何度も作業お願いしてしまっていらぬ人間関係の揉め事やいらいらを軽減できるという点でも登記申請の手続きをスムーズに行うことはとても有益だと思います。

簡単な流れ 用意するもの(最低限) 書くもの(最低限) 提出する場所(最低限)

まず登記申請までの本当に簡単な流れと順序を書いていきます。

めちゃくちゃざっくりした登記の流れ

設立メンバーを2人以上(自分含め)用意します。 そんで定款という法人の規則や内容をまとめた書類を作ります。 その定款を交渉役場っていうところに持っていって法令に適合した内容ですよって認めてもらいます。 最後に定款と申請書類を一緒に法務局に送って登記申請します。 特に連絡が来なければ認証完了です。

と、こんな感じ。

では以下よりkwsk書きます。

1. 設立の準備(設立者)

ここですることは人集めと意識合わせです。特に提出することや役場に行く必要はありません。
言わずもがなですが、一人では法人は建てられません。最低でも設立者含め2人必要です。
といっても法人を作ると行った途端にそれまでの協力者に「加入はちょっと」という顔をされることもあります。そりゃなにか怪しいことに巻き込まれそうな雰囲気があるし、会社に勤めている人にしてみたらなんか呼び出されることになるのではないかという危険を感じることもあるでしょう。
その意味では共同設立者は個人事業主か無職がおすすめです。 特に社会性をあまり持っていない、おおらかな性格で虚無を愛せるタイプだとその後も含めてなお良いと思います。
といってもそんな有能な人材はその辺に落ちていませんので、この段階でしっかりと法人を作る必要があるのか、作ることのメリット・デメリットをしっかりと整理して共同設立者に説明できるようになってください。
もしくはなにも考えていないやつを捕まえてきてください。
最低2人になったら、どちらが代表をやるか決めて、それでこのセクションはクリアです。
あとは登記申請まで相手に逃げられないように気をつけてください。

2. 定款の認証

2-1. 定款の作成(設立者) (費用: 実印作成費用(1万円くらい?))
2-2. 定款の認証(公証役場)(費用: 5万円)

keioka1986.hatenablog.com

3. 登記申請

3-1. 登記申請 (設立者)
3-2. 登記の認証(法務局)(費用: 6万円)